第1回 かもめClinicセミナー
かもめClinicでは、日頃より院内セラピストのブラッシュアップはもちろん地域医療への貢献を考え外部セラピストを招き知識や技術向上のためのセミナーを計画してまいりました。
告知後、すぐに定員に達してしまい、多くの方からのご応募をお断わりしなければならない形となってしまったことに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。また、当日まで参加申し込みのご連絡をいただくほどで皆様の関心の大きさを身に染みて感じることができました。
今回ご参加いただけなかった皆様、本当に申し訳ありません。かもめClinicでは定期的にセミナーを開催してまいりますので是非、次回ご参加ください。
そして、今回ご参加いただけなかった皆様のためにも、セミナーの模様を少しお届けしようと思います。
秋も深まり日に日に寒さが増していく今日この頃、2017年11月18日(土)かもめClinicにてセミナーが開催されました。
記念すべき第1回のセミナー講師は関東労災病院にて理学療法士として活躍される今屋健 先生です。今屋先生は、一般の患者様はもちろんプロスポーツ選手のリハビリまで多くの経験をされてきた日本でも屈指のセラピストです。
そんな今屋先生には、今回「膝関節理学療法」として、評価のポイントや実際のやり方、リハビリの考えなどをお話ししていただきました。
術前の状態が術後にどのような影響を与えるのか、術前にどんなことを獲得しておかなければならないのか。まさに経験から生み出されたリハビリプログラムを教えていただきました。
実際には、膝の伸展に注目した考え方や伸展制限の見方などをお話しいただいたあと早速の実技。参加者の皆さんは一生懸命実践していました。
今屋先生にも各ベッドで実践している様子を見ていただきながら、セラピストからの質問やなかなかコツのつかめない方へのアドバイスなどもしていただきました。
術後の膝はどのような状態が良いのか、Joint Playやさまざまな徒手評価、スクワットなどの筋力トレーニングに対する考え方、考慮すべきフォームなどこれまでに今屋先生が経験されたことによって導き出されたリハビリプログラムを学ぶことが出来ました。
最後は、今屋先生が実際に直面した症例を見せていただき、評価やその結果をもとに検証していきました。実際の症例というのは、その場にいなくともまるで自分が直面しているかのような経験ができ、非常に有意義な時間はあっという間にすぎてしまいました。当初2時間の予定でしが、気づけば30分オーバーし2時間半のセミナーは無事終了いたしました。
終了後には参加者全員で記念撮影。
次回も現場に生きるセミナーを企画してまいりますので、皆様どうぞご参加ください。
かもめClinicでは、診察依頼やリハビリ・治療のご相談なども可能な限り対応しております。同業者との交流を深め共に医学を学んでいこうと考えておりますので共感してくださる医療関係者の皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
またセミナー依頼や合同開催も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。