【離断性骨軟骨炎】

離断性骨軟骨炎は亀裂が関節の軟骨部分に生じたり、またそれによって軟骨が剥がれ関節内を動いたりする疾患です。初期では運動後の不快感や軽い痛みのみですが、進行するにつれ痛みも大きくなり、ひっかかりやずれを感じるようになります。

離断性骨軟骨炎の治療は初期症状や成長期のお子様の場合、リハビリテーションや関節の安定などの保存的治療を行うことが多いです。治癒を促進させるため患部の数カ所に穴をあけ、出血させる治療を行う場合もあります。重度の場合は手術の適応となります。