【フットボーラーズアンクル】

フットボーラーズアンクルは名前の通りサッカー選手の職業病ともいえる疾患で、衝突性外骨腫とも呼ばれます。原因はキックやジャンプの際に足関節の骨が傷ついたことによる骨の増殖でできた骨棘です。
足の関節の痛みや運動時の痛み、また関節の可動域が狭まったり、関節に何かが挟まったような感覚を覚えることもあります。症状が進行すると骨が剥がれ、関節内遊離体の症状が見られるようになります。

フットボーラーズアンクルの治療は保存的治療がメインとなります。テーピングやサポーターなどの装具を使用した患部の固定、また痛みが激しい時にはステロイドやヒアルロン酸の注射を行います。保存的治療で症状の改善が見られない場合や関節内遊離体の症状が見られた場合は手術の適応も考えられます。